いつも皆様に於かれましては、当院の研修会にご参加頂きまして誠にありがとうございます。

今回は多職種連携で取り組む認知症カフェ(オレンジカフェ香里園)への試みについて、言語聴覚士の島より参加者の皆様へ説明がありました。

国が地域包括ケアシステムの実現に向けて、市町村が中心となり地域の実情に応じて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することにより、地域の支え合いの体制づくりを推進する要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目指す介護予防・日常生活支援総合事業の猶予がH29年3月までとされております。
その総合事業の1つのかたちとしてコミュニティカフェがあります。
また、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の主な政策の中に認知症の人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有しお互いを理解し合う「認知症カフェ」等の設置を推進しています。

当院では、枚方市で最初にオレンジカフェ香里園を設立しました。
地域包括支援センター・薬局・介護施設・家族会・自治体と協力しながら、カフェのスタイルの決定や設立に必要な準備について丁寧に説明をした後に、現在までに開催した状況についてよかった点と反省点を述べることでご参加頂いた皆様にも意見を頂くという意見交換を行いました。

これから試行錯誤を繰り返していくことで、よりよい地域の仕組みと繋がりを持つことが出来たらと考えておりますので、ご興味あります方は是非とも一緒に取り組んで行きましょう。

今後とも宜しくお願い致します。

文責:リハビリテーション科 壹岐