北河内圏域地域リハ関係者会主催研修会を開催しました。

テーマは、『認知症に対する地域支援について』

約50名の多職種(ケアマネ、療法士、看護師、心理士)の方々にご参加頂きました。

はじめに、厚生労働省の認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)の1つである認知症カフェの位置付けと市の状況について、当院認知症カフェの設立を支援してくださった枚方市地域包括支援センターアイリスの今野さんに情報提供して頂きました。

次に、当院の臨床心理士である川村さんから、アンケート結果や心理評価の結果、他認知症カフェを見学したことから、現状と今後の展望について提示し、

最後に、心理士と連携し通所リハビリで関わった事例について、理学療法士の三上さんから事例紹介がありました。

 

これから、益々、認知症への対応が求められる現場において、まだまだ試行錯誤しながらではありますが、 療法士が心身機能のみだけにならない活動参加に繋げる意識を持った活動を行っていけたらと考えてます。

そのために、多職種でしっかりコミュニケーションを取りながらチーム医療介護地域連携を図るべく、今回のような企画は今後も続けていけたらと思っております。

※北河内圏域地域リハ関係者会は、年4回ほどの研修会を企画しております。

リハビリテーション科 壹岐伸弥(理学療法士)

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